何がすごいかというと、関わる人を繋げる力、です。
昨日、会場にいらしたお客様からいくつかの申し出をいただきました。
それも別々に3方向。
そのうち二つは賢治の故郷・岩手県花巻につながっていました。
いままで正岡子規の東北旅を辿ったり、広瀬川をモチーフに選んだりと、テーマを考えて個展をいくつかやってきました。昨年はブロンテのヨークシャーに取材しました。
でも、今回の宮沢賢治は同じくテーマを掲げたといっても今までとは反応が異なります。
なんというか、見えない手があちこちからすっと差し伸べられるかんじ。
「宮沢賢治回想」イラストレーション展は、あと3日でアルティオの正式会期は終わります。が、その後もいくつかの違う場所で展示することになりそうです。
この世から去ってなお、ぐいぐいと追う人の手を繋げつづける宮沢賢治。
だからこそ、これほどまでに人々を魅了してやまないんだろうな。
今日のトップ絵は童話「やまなし」のイメージを描いた作品です。
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