2015年11月20日金曜日

銀座個展に伴う臨時休業のお知らせ

銀座のギャルリサロンドエスでの個展が22日から始まります。
会期は22日から29日までです。
店主、作家ともに画廊にはいるため、仙台立町のアルティオは、21日から24日まで臨時休業いたします。25日から通常営業になります。ネットショップでご注文いただいた発送もその間ストップとなります。すみませんがご了承ください。

2015年11月11日水曜日

福音館書店より挿絵を担当した児童書が出版されました。
題名は「しゅるしゅるぱん」(おおぎやなぎちかさん作・挿絵古山)
東北が舞台ですので、1111の月命日に誕生はうれしいです。
挿絵はちいさいですが、おおぎやなぎさんの物語のスケールは大きいです。
ぜひぜひ、書店の児童書コーナーでお手に取ってごらんください。

2015年9月14日月曜日

定禅寺ストリートジャズフェスティバルが今年も9月12日と13日、仙台で開催されました。
今年で25回目。もともと小さな実行委員会でスタートした音楽フェスですが、回を重ねるごとに会場もひろがり、参加団体もうなぎのぼり。歴史がいい厚みになってきました。登板する友だち知人も、あらためて数えてみたら両手の指で足りなくなってきた(笑)

実はギャラリー・アトリエアルティオは定禅寺通りから一本入ったところにあります。会場至近、というか、会場の町内です。

ジャズフェス2日目の今日のアルティオは、ジャズフェスを見に来たカメラマンさんが立ち寄ったり、メーキャップアーティストの友だちがすっかり酔っぱらってひと休みに来たり、ふらりと東京からきた新聞社の方がおもしろそうな店だ、と立ち寄ったり、、、完全な「お休み処」と化していました。
なので、来年はアルティオ店舗前にテーブル置いてのほほんとしていることにします(笑)

イラストは、とある音楽系冊子のコンペ用に描いたもの。カタチにはならなかったけど個人的にノリまくった大好きな作品です。

2015年9月7日月曜日

「宮沢賢治回想」展終了

お陰様で、アルティオ初の企画展「宮沢賢治回想」展は、昨日9月6日、いいかたちで終わることができました。
いつもの個展とは異なるデジタル表現がメインでしたが、たくさんの嬉しいメッセージをもらえました。
作品の一部はセッティングしなおして、常設展示にプラスしてみていただこうと思っています。
今回の企画展期間中、晴れた日は3日のみでしたが、雨の中いらしてくださった皆様、心からありがとうございました。

4点ほど、手描きの作品を展示していましたが、その中から一点、「風の少年」をアップします。岩手県奥中山に見つけた風景です。
丘の上にすっと立つ松の木を見た時、思わず「又三郎だ」とつぶやいていました。

『風の少年』

2015年9月6日日曜日

宮沢賢治標準装備



「貝の火」

新聞の記事を読んだという若い女性が、昨日アルティオで開催中の宮沢賢治イラスト展にいらっしゃいました。
きくと彼女は岩手の「種山」が田舎だといいました。
「ずっと種山育ちですから、子供の頃から賢治が近かったです。遠足も種山が原、図書館は賢治の本がずらり。岩手の人って賢治がいつの間にか深いところに標準装備されてるかんじがするんですよね。深いところに埋め込まれてるというか…。何かの拍子に、あ、自分の中に居た!ってかんじ…」
深く納得。

そうか、深きところに標準装備、か。

ちなみに彼女の出身地の種山は、北上山地のただ中。宮沢賢治がたくさんのインスピレーションを得た場所です。

私も幼少時代、いっとき北上山地の山の中で育ちました。その時代に感じていた空気感は、何十年経った今もなお深いところにいまだに存在しているのを感じます。
だからでしょうか、描いているときに賢治の童話に綴られた言葉の数々が、ペン先を経て理屈通り越して解け合う感じがします。「標準装備」がここぞとばかり始動するのかもしれません。

ネイティブの彼女の言葉に、おおきく納得でした。

本日最終日ですが、会期終わっても引き続き賢治作品を一部継続展示。架け替えしながらアルティオで見てもらおうと思っています。
今日も会場でご来場をお待ちしています。

種山が原、再度アップします。

「種山が原」

2015年9月4日金曜日

あらためて宮沢賢治はすごい、と、思っています。
何がすごいかというと、関わる人を繋げる力、です。

昨日、会場にいらしたお客様からいくつかの申し出をいただきました。
それも別々に3方向。
そのうち二つは賢治の故郷・岩手県花巻につながっていました。

いままで正岡子規の東北旅を辿ったり、広瀬川をモチーフに選んだりと、テーマを考えて個展をいくつかやってきました。昨年はブロンテのヨークシャーに取材しました。

でも、今回の宮沢賢治は同じくテーマを掲げたといっても今までとは反応が異なります。
なんというか、見えない手があちこちからすっと差し伸べられるかんじ。

「宮沢賢治回想」イラストレーション展は、あと3日でアルティオの正式会期は終わります。が、その後もいくつかの違う場所で展示することになりそうです。

この世から去ってなお、ぐいぐいと追う人の手を繋げつづける宮沢賢治。
だからこそ、これほどまでに人々を魅了してやまないんだろうな。

今日のトップ絵は童話「やまなし」のイメージを描いた作品です。

2015年8月26日水曜日

古山拓イラストレーション展「宮沢賢治回想」本日スタート

今日からアトリエ アルティオで、古山拓イラストレーション展「宮沢賢治回想」がはじまりました。
1月にオープンしたちいさなアトリエギャラリーではじめての企画展です。

個展では、もっぱら水彩風景画でみてもらってきた20年、じつはイラストレーション展ははじめてです。
私の制作になかでイラストレーションは大きな比重を占めていますが、いままでそのスタンスで個展をしてこなかったのが不思議なくらい。

自分の中では水彩画でもイラストでも表現に垣根はないのです。なのでいままでの水彩個展にいらしてくださったお客様にその一面も知ってもらいたく、今回の企画となった次第です。

今回の展示作品は宮沢賢治の童話をモチーフに、ペイントソフトであるペインターを使って描いたイラストをジクレーで刷り出し、額装したものです。

9月6日まで開催していますので、ぜひどうか足をお運びください。
(おかげさまで好評いただいています小さな水彩風景画「ちび絵」も同時展示販売中です。)



2015年7月26日日曜日

昨日ははアルティオのある立町の氏神様、紫稲荷大明神の大祭でした。
夕方お詣りして御神酒をいただき、商売繁盛家内安全を祈りました。
寄進の表記がアトリエアルティオが、アトリエマルテオ(・_・;
ケルトの言葉が、ラテンの響きになっていました。
間違ってもらった分、余計に招福かな(笑)

---お知らせ---
26日(日曜)はオープン
27日(月曜)28日(火曜)はクローズ、タクは宮古行きです。
月曜は宮古市内で、仲間のミュージシャンとのペインティングバトル?ライブ。お陰様でチケットソールドアウトしました。
あけて火曜は、先月ワークショップをやった小学生たちの絵が市役所ロビーに展示されるセレモニーに出席してまいります。



盛岡からいらしたお客様からうれしい報告です。

++++

まわりからは「お前をバイクのりとは認めない」って言われてますが(;_;)やはりバイク好きです。
 そりゃ、おっきなバイクのりたいけど、身長150センチなくて、いくら「小さくてものれるよ」といわれても、750とかはのれませんよね、足がつまさきだちしたって届きやしない。
 あと、10年前のがん手術のおかげで外からはわからないけど、麻痺とか色々あって、左手に力が入らず、クラッチ操作ができなくなって、普通のバイクはもう乗れません…
 たかだかスクーターって言われるかもしれないけど、90ccのホンダのリードが大事な愛車です。
 でも、やっぱりハーレーとか乗ってみたかったな・・ってずっと思っていたら、日曜日に古山拓さんのアトリエ アルティオでハーレー・ダビットソンに出会いました。このハーレーだったら私にも乗れるかもしれない。夢の中にでてきて、私を乗せてくれるといいな(^^)
 拓さんありがとう・・・



2015年7月16日木曜日

仙台放送「あらあらかしこ」にアルティオが

ちびギャラリー・アトリエ アルティオがテレビに取材されました。
番組は仙台放送「あらあらかしこ」。
7月18日午前10:25からの放送です。

あらかしガールズの川田愛美さんと川村晴香さんのお二人がぷらり来訪。もちろんお二人はギャラリー来訪ははじめて。
水彩画やイラストレーションが並ぶ中、ツボはそこか!的ノリで、取材される側もおもしろかったです。

どんなふうにアルティオが彼女達の目に映ったか、宮城県の方はぜひ7月18日、ごらんください。






2015年7月14日火曜日

ライブペインティング・パフォーマンスのお知らせ

好評につき第二弾!
音楽と絵の融合ライブ‼のご案内です。
アルティオの作家古山と、ミュージシャンが繰り広げる、イマジネーションをかきたてる新しい形のライブパフォーマンスです。場所は岩手宮古市。
以下、プロデュース小野寺さんからのメッセージです。

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ライブのお知らせです
7/27(月)、宮古のダイニング・バーUmeYasu(うめやす)で、5人のアーティストによる音と絵のコレボレーションライブ、「ライブペインティング・パフォーマンス」を開催します。
Vocal&Guitarユニット「TomoNas」のvocal小野寺智子、Guitar那須尚平、ジャンルを超えた演奏活動を行っているユニット「Grazia」のFlute野崎千賀子、violin小松智佳子による4人のミュージシャンと、東北を代表する水彩画家・古山 拓の即興絵描きパフォーマンス・ライブ!
音楽に合わせて目の前で絵が描かれていく様子は、神秘的でさえあります。
今回第2弾となるこのライブ、どうぞお見逃しなく!

追伸:全国から選りすぐりの梅酒を取りそろえるダイニングバーumeYasu。梅酒好きにはもう~たまらないお店ですよ!みなさまぜひ!

2015年7月13日月曜日

【ジープ島王国】No.001がアルティオに

【ジープ島王国】No.001がアルティオに届きました♩

私の水彩画とエッセイも掲載いただいてます。

ジープ島とは、ミクロネシアに浮かぶ直径30メートルほどの小島です。
今や様々な媒体にも取り上げられ、知る人ぞ知る、の隠れパラダイスになっています。
アルティオの作家、古山がジープ島を訪れたのは2010年の夏でした。いつも画業を支えてくださっている一人の歯科医師さんに連れて行ってもらったのがその旅でした。(歯医者さんは毎年ジープを訪れていました。)
その後、島の管理人の吉田さんとの縁が続き、本書の掲載に繋がりました。

島の魅力が19ページに濃密に詰まった一冊です。
限定50部、アトリエアルティオで配布しています。
どうぞお立ち寄りください。

 #水彩 #ジープ島 #イラスト #旅





2015年7月7日火曜日

チェリストからのオーダー

アルティオにいらしてご注文いただいた絵が、お客様のご自宅壁面へおさまりました。
チェロを弾かれるYさんです。
ご自宅へ取材に伺って、実際に演奏をおききしてクロッキーをしました。本制作はそのクロッキーアングルとは違ったものになりました。ですがよろこんでいただけて、ほっとしました。
音楽と絵はひとつ、のような気がしています。
Yさん、ありがとうございました。

2015年7月2日木曜日

ギャラリー紹介PV

プランナーの三國仁志氏が、アトリエ アルティオpvを作ってくれました。
カメラ、編集、ディレクション、すべて三國氏。
三國氏は私がイラストレーターとしてスタートした時からの戦友でもあります。多分にフリーランスとしてはおつきあい最古参。

金曜日にふらっとカメラ片手にアトリエ アルティオに遊びにきてくれて、「カメラまわしていい?」
昨日土曜、再度来店「もーちょっと素材欲しいから、またきた」

アドリブで、ちょうど居合わせたA女史クロッキーの現場でカメラはまわるまわる。。。

で、出来上がりました。
アルティオにいらっしゃいませ♩

2015年6月25日木曜日

夢のギャラリー

「古山さんのギャラリーを設計したい」
建築を学ぶ女子大生からFacebookを通じて連絡がありました。
「古山さんの水彩画やイラストレーションはどこへ行けば見られますか?」
そんないきさつで、ちびギャラリー・アトリエ アルティオに来てもらうことにしました。

「ギャラリーの設計」といっても大学の課題の一環。実際に建ててしまうわけではありません。
きくと彼女の地元、七ヶ浜の公民館図書館で、私の寄贈した「七ヶ浜小さな旅-灯台のある町」を目にとめたことがきっかけでした。
いろいろ話したけど、とても深いところまで考えていて、まるで実際に私のギャラリーができるみたいで、わたしまでわくわく。

なぜ、他の作家ではなく私なのか。(答えをきちんとくれました)
なぜ、とある場所なのか。(すでに立てたい場所は決まっていました)
そのギャラリーはどのように活かされていくのか。(これの答えにびっくり。もしそれが実現したとしたら、30年前、わたしが思っていたことが現実となる)
それらを彼女なりによく熟考していました。

私への問いかけも、彼女の鋭い視点が見え隠れして、話せば話すほどすべてが私のいままでやってきたこととリンクしていて、それは不思議な感じ。
これからさらに考えを詰めて、設計に入っていきたいと、彼女はアルティオをあとにしました。

そして、試行錯誤でアルティオをオープンして、こういうかたちでギャラリーが活きたこともうれしかった。そしてなにより若さと熟考。それが伝わってきて、とてもハッピーな
のでした。

2015年6月14日日曜日

エストレモスの扉

展示作品紹介
ドアシリーズです。
ポルトガル/エストレモスの扉


2015年4月28日火曜日

『仙台経済界』5-6月号に〈atelier ARTIO〉掲載

仙台経済圏300万人の情報誌『仙台経済界』にて、仙台のビジネストレンドとしてご紹介いただきました。
アルティオをオープンするにあたって何も意識したわけではないのですが、アートの6次産業化ということになるらしく、全国でも珍しいとのことです。

ご興味のある方、お店にも置いてありますので、どうぞお手に取ってご覧ください。仙台圏の経済情報満載です!



今週壁面の仲間入りした新作『北海の町』はイギリス、ウイットビーの町並みを描いた作品です。

水彩 (絵サイズ18×13cm) ¥30,000

2015年4月24日金曜日

石神の丘美術館展・1

石神の丘美術館で開催中の「古山拓水彩画展」、オープンからまもなく一週間です。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございます!
そして本展のために、作品をお貸しくださっている絵のオーナー様にも感謝の言葉がありません。
ゴールデンウィークはぜひ、岩手町の石神の丘美術館へどうぞ。
(アトリエ・アルティオは、5/3〜6の祝日はお休みをいただきます。)
館内の展示を一部アップします。
(写真はオープン前・搬入直後のものです。会期は5/31日まで)










2015年4月22日水曜日

アトリエ アルティオのブログです

こんにちは。アトリエ アルティオです。
オープンから三ヶ月、ようやくブログをはじめることができました。

宮城県は仙台の立町、大きなモミの木のそばにある、水彩画家古山拓のミニギャラリーショップです。

お近くへお越しの際は、どうぞお気軽にお立ち寄りください。

仙台市青葉区立町19-20 パークサイドコーポ1F
電話022-797-8389